魚魚あわせ誕生までのエピソード
魚魚あわせをつくることになったきっかけや、誕生秘話などをお話しさせていただこうと思います。

魚魚あわせをつくるきっかけは?

当社は環境・土木・建築の総合エンジニアリング企業で、水族館の飼育業務も行っています。このカードゲームは魚に興味を持つメンバーが集まって、魚介類の専門知識を活かして何か面白いものが出来ないかと、知恵を絞って出来たものです。当社が携わっている水族館魚っ知館のショップにオリジナル商品が無かったことも、きっかけの1つでした。


魚っ知館(令和5年5月閉館)




魚っ知館内ショップ(令和5年5月閉店)

商品についての構想は、昼休みの雑談からのスタートでした。私たちは魚について、たくさんの情報を持っているのだから、魚をテーマにしたトランプやカルタが面白いのではないかという話になり、最終的に魚のカルタを作ろう!ということで話がまとまりました。

カルタのデザインを考案するため、色んな市販されているカルタを調べていくと、読み札、絵札の裏面が無地であったり、地味なデザインであったりするものが多く、「裏面が無地で寂しいね。裏面でも遊べるようにしたらどうか」という話になりました。

そこで、カルタの読み札、絵札の裏面でも遊べないかと考える中から、2枚1組で魚編の漢字と絵が完成するアイディアが出てきました。


魚魚あわせ原案

最初は札の裏面のアイディアだった2枚1組で絵と漢字が完成する仕組みが、今までのカードゲームやカルタになく面白いのではないかとメンバー内で盛り上がり、これを表面として『魚魚あわせ(ととあわせ)』というカードゲームが生まれました。この時に製作メンバーで魚魚工房(ととこうぼう)を立ち上げました。

魚の絵については切り絵を趣味としているメンバーにお願いしました。魚や魚介類に詳しいメンバーが作った絵ですので、基本的な魚の形や特徴はきっちり押さえた上で、遊び心いっぱいの魚たちの絵になっております。魚の生臭さよりも魚の美しさを味わえる絵にしたいとの思いも詰まっています。
また、魚の切り身しか知らない今の子供たちにも、親しみを持ってもらえるものと思っています。


 切り絵の工程1                   切り絵の工程2

初に製品化したのは、私たちの職場がある京都府丹後地方の魚を集めた『京都丹後 魚魚あわせ』です。その後、魚種を各地の特徴的な魚、読み札の文章に伝統料理や地名を取り入れて郷土色を強めながら、各地方版をいくつか製作していきました。


魚魚あわせの形状やデザインが出来上がるまでに気をつけた点は?

左右の札はそれぞれカルタの読み札、絵札としてカルタ遊びが出来るように構成しました。
また、札に使用した厚紙は程よい重みと和紙のような手触りになるように、札の大きさは家族で遊ぶ際に、こたつの天板に全部が並ぶような大きさにしました。

文字の大きさや色、デザインはメンバーの好みで選び、自分たちが欲しくなるようなものにすることに心掛けました。


魚魚あわせに使われている素材についてのエピソードは?

魚の絵は様々な千代紙を切って作った切り絵です。切り絵担当のメンバーが各地で集めた千代紙を組み合わせて魚の絵に仕上げています。

製品全体のイメージを和風にしたかったので、札にザラッとした厚紙を使ったのですが、最初は魚の切り絵の色が紙に沈んでしまいました。切り絵の原画と同じきれいな色を出すまでに、何度も色あわせを繰り返すという苦労をしました。

また、最初の『魚魚あわせ』を発売した直後には、「魚編の漢字は本当に正しいの?」という問合せを多くいただきました。魚偏の漢字については、普段はあまり見かけない漢字もありますが、図書館にある大きな漢和辞典に載っている文字を使っています。

同じように「魚にはこんな花模様はないよね?」という問合せも多く寄せられましたが、そこはゲームということで楽しんでいただければと思っています。

「魚魚あわせ」は小さいお子様からご年配の方までが、一緒になって楽しめるカードゲームです。
遊び方は、神経衰弱、カルタ遊び、ババ抜きなど様々です。文字が読めない小さなお子様なら、札を表向きに並べておいて、その中から1枚を手に取り「このお魚さんの頭はどこかなぁ~?」なんて声をかけて絵合わせするだけでも楽しめます。家族で遊んでいただくのには神経衰弱が人気です。札の位置を覚えておく要領がトランプとは一味違う難しさで、子供の方が上手だという話をよく耳にします。
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